温泉と温泉街の楽しみ方

昔から日本人の娯楽の定番となっている温泉ですが、その正しい楽しみ方をあらかじめ知っておくと快適に楽しむことができます。
温泉に入る前に熟知しておくとよいのが、温泉に入るときのマナーです。
温泉に入るときは、タオル1枚を持っていくと便利です。
入浴前には必ず、体にお湯をかける「かけ湯」を行いましょう。
このときに、心臓から遠い足からお湯をかけていきますと、スムーズにお湯に体を慣らしていくことができます。
このあとに、頭からお湯をかぶるとなおお湯に慣れることができるのでおすすめです。
お湯に入るときには、例え洗ったものであってもタオルは湯船の中に入れないようにしましょう。
洗ったタオルにも雑菌がついている場合があるからです。
温泉に入るときは、最初はおへそのあたりまでゆっくりと体を沈める半身浴にしますと、体に負担がかからないのでよいとされています。
湯船に入る時間は、額が少し汗ばむ程度がちょうど良いです。
湯船から出たときは、温泉の成分を体から洗い流す必要はありません。
体をそのままタオルで拭いてから脱衣所に向かうようにします。
注意しなければならないのは、せっかく温泉に来たのだからといって、1日に何回も温泉に入ってしまわないようにすることです。
あまり何回も温泉に入りますと体によくありません。
多くても1日3回くらいにしておきましょう。
温泉には楽しむだけ楽療養のために訪れる人も多いですが、
療養で温泉を訪れる場合も、温泉の適応症と禁忌症を確かめておく必要があります。
自分の持っている病気が温泉での療養に適したものかどうかあらかじめよく確認してから温泉地に向かうようにしましょう。
一般的に、温泉療養にふさわしい適応症は慢性の病気や症状です。
一方、療養に適さない禁忌症は、急性の炎症や感染症、癌や白血病、妊娠の初期と末期などです。
温泉街は浴衣姿で歩くのが一番風情のある楽しみ方です。
履き物は下駄か草履がよいでしょう。
浴衣で外湯に出かける場合は、着替えを風呂敷などに包んで持っていくようにします。